今年７月に西日本を襲った豪雨の初動対応について、政府の検証チームが発足し、３１日に初会合が行われた。

菅官房長官「２００名を超える尊い命が失われたことは重く受け止めなければなりません。発生した災害から学ぶべきことは全て学び、以後の対応に生かすことが極めて重要であります」

３１日朝に首相官邸で開かれた「７月豪雨に係る初動対応検証チーム」の初会合。被災地へ派遣された職員らのレポートなどをもとに避難所への物資支援や住宅の被害認定といった国の対応が適切に行われたかを検証し、１０月には結果をまとめる方針が確認された。

また政府は近く、住民の避難検証チームも立ち上げる予定で、気象庁の特別警報がどの程度理解されていたかなどを検証し、こちらは年内に結果をとりまとめるとしている。