10~12月死亡事故 日没前後1hに7割
来週から秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、過去5年間の死亡事故の分析が発表され、10月から12月に起きた死亡事故の約7割が日没の前後1時間に起きていたことがわかった。
警察庁によると、今年上半期の全国の交通事故死者数は1603人と減少傾向にあるが、高齢者が占める割合は約57%で、これまでで最も高くなった。
死亡事故は、一日の中でも日没の前後1時間に多く発生しているが、特に10月から12月にかけては大幅に増加する。去年までの5年間で、10月から12月に起きた死亡事故のうち、約7割が日没の前後1時間に起きていたという。
21日から秋の全国交通安全運動が10日間にわたって行われるが、警察庁は歩行者への反射材の着用や、ドライバーへのヘッドライトの早めの点灯などを呼びかけている。