スマホでクマムシ観察 顕微鏡になるレンズ
スマートフォンのカメラをあっという間に顕微鏡に変えるレンズがある。子どもたちの好奇心作りに役立っているという。
紺色と緑色のアルファベットが書かれているが、これは何だろうか。答えは千円札。千円札を拡大すると、アルファベットで日本銀行と書かれた文字が隠されていた。
他にも、カマキリを観察してみる。動いている部分は口の部分だ。カマキリの体は緑色だが羽は透き通っている。小さなエビ。これは頭の部分だ。
目には見えない世界を簡単にのぞくことができるスマホ顕微鏡。これを使って砂糖と塩を見比べてみると、塩は1粒1粒が四角く分かれているが砂糖は小さな粒がつながっていた。花の花粉を観察すると黄色く丸い粒が花粉だ。猫じゃらしを拡大すると、米粒のような袋の中から小さな虫が出てきた。
レンズは2種類ある。10倍から60倍の低倍率レンズは標本の模様を観察でき、60倍から200倍の高倍率レンズは標本の細部を観察できる。
どんな場所にも持ち歩くことができるので、アウトドアでの観察にも最適だ。
葉っぱの表面はデコボコ。こちらは小魚の目の部分だ。さらには、クマムシやゾウリムシなどさまざまな生き物が観察できる。
スマホにつけるだけなので、誰でも使えるスマホ顕微鏡。子どもたちの好奇心が高まりそうだ。
【the SOCIAL futureより】