関西空港あす滑走路閉鎖へ 台風に対策進む
大型で非常に強い台風24号が沖縄に最接近し、30日には勢力をたもったまま本州に上陸する恐れがある。関西空港では、台風に備えた対策が進められ、30日は滑走路が閉鎖される予定。
今月4日の台風による被害で利用客らが取り残された関西空港では、備蓄品の増強が行われていて、水およそ4万本などが用意されている。
また、関西エアポートによると、浸水被害が起きた貨物エリアや地下の電源設備の付近などを中心に、土のう計2万4000個を設置するという。
台風24号は、30日夕方から夜にかけ近畿地方に最も近づく予報だが、関空では、その7時間前をめどに2本の滑走路を閉鎖する方針で、空の便に影響が出る模様。
一方、JR西日本では、30日正午までには全線で運転を取りやめ、それ以降、終日で運転を見合わせる可能性があるという。また、特急サンダーバードやくろしおなど多くの線で運転の見合わせが発表されている。