アジア最大“包装技術”の国際展示会 東京
プラスチックによる海洋汚染が問題になる中、食品などを包む包装の技術についてのアジア最大の展示会が2日から東京・江東区で始まった。
2日から始まった東京国際包装展には内外およそ700の企業が出展し、今年は「考えよう地球をまもるパッケージ」をテーマにプラスチックの使用量をいかに減らすかについて、多くの企業が開発した技術を展示している。
大日本印刷 包装事業部 水野重宜部長「一般的にフィルムは石油から作られるんですが、我々は植物由来サトウキビを使ったフィルムを作っています」
凸版印刷 生活・産業事業本部 川田靖部長「紙が大半の容器になっていまして、そのまま蓋も開けないでレンジ加熱をすることができます」
これらの新技術はコストが高いのが課題だが、各企業ではプラスチックに代わる素材の開発を活発化させていた。
展示会は5日まで行われている。