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給食牛乳「味が…」生徒ら違和感 以前にも

2018年10月5日 23:34

茨城県内の小中学校などで給食の牛乳を飲んだ生徒ら1000人余りが、においや味の違和感を訴えた。去年6月にも同じ業者が製造した牛乳を飲んだ生徒らが体調不良を訴えていて、県が関連を調べている。

茨城県によると4日、水戸市やひたちなか市など7市町の小中学校など73校で、学校給食で出された牛乳を飲んだ生徒ら1014人が、「いつもと味が違う」「清掃のにおいがする」などの違和感を訴えた。生徒に健康被害は出ていないという。

牛乳は、水戸市の「いばらく乳業」が製造した紙パック牛乳で、5日に行われた保健所の立ち入り調査では異常は確認されなかったという。

「いばらく乳業」をめぐっては、去年6月にも給食の牛乳を飲んだ生徒らが違和感を訴えていて、この時は茨城県が「原料による風味の違いが原因だった」と発表していた。

「いばらく乳業」は、「多くの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことに、深くお詫び申し上げます」とコメントしていて、牛乳の提供を10日まで自粛するという。

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