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“不正入試”東京医科大学 新理事長が就任

2018年10月9日 19:09

入試で女子受験生に不利な得点操作を行うなどしていた東京医科大学の新たな理事長に、9日付で理事の矢崎義雄氏が就任した。

東京医科大学では、支援事業をめぐって文部科学省の幹部に贈賄したとして、前の理事長と学長が在宅起訴されたほか、入試で女性受験生に不利な得点操作を行っていた。

新たに理事長に就任する矢崎氏は80歳で、これまで、東京大学の医学部長や国立病院機構の理事長などを務め、ことしから東京医科大学の理事を務めている。

矢崎新理事長は就任にあたり、「今回の一連の問題を引き起こした原因を深く究明し、コンプライアンス意識やガバナンスの強化を徹底しながら、組織風土の改革を確実に進めていかなければならないと考えています」などとコメントしている。

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