那覇空港 管制トラブルで発着便に遅れ
航空管制のシステムトラブルで10日、那覇空港などを発着する旅客機に遅れが出た。
国土交通省によると、10日午後5時23分、那覇空港周辺の管制のシステムでトラブルが起き、バックアップのシステムで対応したが、15分間にわたり、旅客機が進入できなくなった。
その結果、那覇空港を離陸する全日空と日本航空の一部の便に、2時間以上の遅れが出て、石垣空港や鹿児島空港などを発着する便にも影響が及んだ。
先月まで、沖縄周辺空域の航空管制は、那覇の管制部が行っていたが、それが廃止され、今月1日からは、新設された「神戸航空交通管制部」が担っている。
運用開始の初日にシステムトラブルが発生したため、改修を行い、10日に本格的に運用が始まったところだった。国土交通省は、システムトラブルが再び起きた原因を調べている。