日本版NCAA「大学スポーツ協会」設立へ
日大アメフト部の悪質タックル問題などで大学スポーツのあり方が注目される中、大学や競技団体を一元的にまとめる新たな組織の名前が、「大学スポーツ協会」に決まった。
スポーツ庁は、アメリカの「NCAA(=全米大学体育協会)」を参考にして、大学や競技団体を横断的、一元的にまとめる新たな組織、いわゆる「日本版NCAA」を立ち上げる予定。
22日に開かれた設立準備委員会で、この組織の名前を「大学スポーツ協会」とし、一般社団法人として立ち上げることが決まった。「大学スポーツ協会」では、共通のガイドラインを作るほか、学生向けの相談窓口の設置や指導者への研修なども行う。
22日の時点で全国93の大学と24の競技団体が参加する予定で、スポーツ庁は、2025年までに運動部を持つ全ての大学に参加してほしい、としている。
「大学スポーツ協会」は来年2月に正式に設立される予定。