園児ら21人が赤痢感染 3年ぶり集団感染
東京・目黒区の保育園で園児と職員あわせて21人が赤痢に感染したことがわかった。都内で赤痢の集団感染が発生したのは3年ぶりだが、重症の患者はいないという。
東京都によると、23日までに目黒区内の保育園に通う園児20人と職員1人が赤痢に感染したことが確認されたという。
感染者は下痢や血便などを訴え、このうち園児2人は入院したが、重症の患者はおらず、全員、快方に向かっているという。都や保健所は保育園内を消毒するとともに、感染の原因や経路の特定を進めている。
都内での赤痢の集団感染は2015年4月以来で、都は食事の前やトイレの後などに手洗いや消毒を徹底するよう呼びかけている。