女川原発1号機「廃炉」を決定 東北電力
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東北電力は25日、宮城県にある女川原子力発電所1号機の「廃炉」を発表した。
女川原発1号機の廃炉の決定は東北電力の原田社長が記者会見で明らかにしたもの。東日本大震災以降、運転停止中の女川原発1号機は1984年の運転開始から34年が経過していて、東北電力の原発4基の中で最も古く、出力も最小となっている。
廃炉の理由については、再稼働に向けた安全対策を行うには技術的制約が大きいことや、再稼働した場合の運転年数などを総合的に判断したとしている。
また、廃炉の時期を巡って原田社長は計画を本格的に作っていくのはこれからと述べるにとどまった。1号機の廃炉にかかる費用は昨年度末の時点で432億円と試算されているという。