砂防ダムに転落のイノシシ、残る1頭も救出
福岡県北九州市の砂防ダムに転落し脱出できなくなっていたイノシシの救出作業が27日も行われ、26日の1頭に続いて、残る1頭も、27日午後、無事救出された。
イノシシがいたのは、北九州市門司区の砂防ダム。周りを高さおよそ6メートルの壁に囲まれ外に出られなくなっていて、2週間あまりたった。
26日、ダムを管理する福岡県がしかけたわなで2頭のうちの1頭だけが救出された。
残る1頭の救出作業は27日午前10時すぎから行われ、およそ2時間半後の午後0時43分、おりの中に入ったイノシシを無事捕獲し救出。イノシシは山に放された。
福岡県は、動物が砂防ダム内に入らないようバリケードを設置するなど対策を考えることにしている。