ブロック塀倒壊 内部の施工不良が主な原因
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今年6月の大阪北部地震で、小学校のブロック塀が倒壊し女子児童が死亡した事故で、市の第三者委員会は、ブロック塀内部の施工不良が倒壊の主な原因だと結論付けた。
建築や防災の専門家らで構成される第三者委員会は29日、高槻市役所を訪れ、濱田市長に報告書を手渡した。
今年6月の大阪北部地震では、高槻市立寿栄小学校のブロック塀が倒壊し、小学4年生の女子児童が下敷きとなって死亡した。
事故について第三者委員会は、ブロック塀を支える鉄筋の長さの不足など、ブロック塀内部の施工不良が最も大きな原因だと発表した。
第三者委員会・奥村与志弘委員長「(ブロック塀内部を支える)鉄筋としての機能はなくなっていたと考えざるを得ない」
一方で、適切な点検を行っていても既存のブロック塀内部の安全確認を行うのは困難だとして、将来的には高槻市に限らず全国すべてのブロック塀を撤去すべきだと提言した。