桜田オリンピック・パラリンピック担当相は、福島県の内堀知事と面会し、「復興五輪ということで力を入れて応援したい」などと話した。

福島県の内堀知事は、桜田オリンピック・パラリンピック担当相を訪れ、２年後の東京大会について、「福島県では野球やソフトボールの開催や、聖火リレーのグランドスタートがあり、真の意味で復興五輪となるよう全力で取り組む」などと意気込みを話した。

これに対し桜田五輪相は、「復興五輪ということで力を入れて応援したい」とした上で、福島県の農産物について、大会などで提供されるよう「支援したい」と話した。

会談終了後、内堀知事は記者団の取材に対し、「復興が進んでいる光の部分と、福島第一原発の廃炉や帰還困難区域などの影の部分と、その両方を正確に国内外に発信していきたい」と話した。

内堀知事は、これに先立ち、菅官房長官や吉川農水相らとも面会した。