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韓国警備艦、北海道イカ釣り漁船に“接近”

2018年11月22日 1:30
韓国警備艦、北海道イカ釣り漁船に“接近”

第9管区海上保安本部は20日夜、日本海の日本の排他的経済水域内で、韓国の警備艦が北海道のイカ釣り漁船に対し操業をやめるよう求めてきたと発表した。警備艦が接近したため巡視船が間に入り漁船を保護したという。

第9管区海上保安本部によると、20日午後8時半ごろ、石川県能登半島の西北西395キロの日本海で、操業中の北海道のイカ釣り漁船「第八十五若潮丸」が、韓国海洋警察庁の警備艦から「操業をやめ、海域を移動するよう」無線で求められた。

現場は、大和堆周辺の日本の排他的経済水域内で、日韓漁業協定上、日本の漁船が操業可能なことから、海上保安庁の巡視船が、「要求は認められない」と無線で伝えた。しかし、韓国の警備艦が漁船に接近してきたため、巡視船が間に入り、漁船を保護したという。

第9管区海上保安本部によると、現場の周辺海域で、韓国側が日本の漁船に操業停止を求めた例は過去にないという。