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仁徳天皇陵古墳で共同発掘調査 報道に公開

2018年11月22日 22:41
仁徳天皇陵古墳で共同発掘調査 報道に公開

大阪府堺市の仁徳天皇陵古墳で、宮内庁が管理する古墳では初めて、地元自治体との共同発掘調査が行われ、その現場が報道陣に公開された。

宮内庁が管理し普段は立ち入りができない仁徳天皇陵古墳。22日午前10時から宮内庁の職員の先導で、報道陣が第一堤と呼ばれる最も内側の堤の上を歩いた。

仁徳天皇陵古墳は、全長500メートル近い日本最大の前方後円墳で、今回、宮内庁は、将来的な保存整備に向け、第一堤の一部を発掘。調査には地元・大阪府堺市の調査員が参加し、宮内庁が管理する古墳としては初めて自治体との共同発掘となった。

発掘現場では、円筒埴輪(はにわ)が並んでいる様子や、こぶし大の石が敷き詰められているのが確認された。

発掘現場の一般公開は予定されていない。