五輪委連合総会 会長選挙は延期に
世界各国のオリンピック委員会連合の総会が、28日から東京で始まった。
総会は、28日と29日の2日間行われ、世界206の国と地域のオリンピック委員会など、およそ1400人が参加している。
冒頭、安倍首相があいさつを行い、IOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長や、北朝鮮でオリンピック委員会の委員長を務める金日国体育相も出席した。
現在、会長を務めているクウェート王族のシェイク・アハマド氏は、スイスで刑事訴訟を起こされていることから、「28日から一定期間、会長職を退任したい」と申し出た。
28日は当初、会長の選挙が予定されていたが、立候補者がアハマド氏しかおらず、選挙は延期になった。
会場の一角では、2年後の東京大会に向け、地方自治体が事前キャンプの誘致を呼びかけるブースが設置されている。
29日は、東京大会の準備状況について、組織委員会の森会長がプレゼンテーションを行う。