首相とIOC会長 福島の五輪競技会場視察
安倍首相は東日本大震災の被災地・福島県を訪問し、IOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長とともに、2020年の東京オリンピックの競技会場を視察した。
安倍首相がバッハ会長と訪れたのは、「復興五輪」と位置づける東京オリンピックで、野球・ソフトボールの試合が行われる「あづま球場」。
安倍首相「この福島の地で(五輪が)始まるので、大きな勇気を与えてくれると思います。ソフトボール・野球、両方とも金メダルを取れればいいかもしれない」
バッハ会長「それに関しては私の影響力は及びません」
また、安倍首相はこれに先立ち、富岡町に4月に開院した拠点病院や、双葉町で企業の誘致を進めている「復興産業拠点」を視察した。安倍首相は「福島の復興が成し遂げられるその日まで、国が前面に出て全力を尽くしていく」と強調した。