IOC会長“選手がベスト尽くせる環境を”
IOC(=国際オリンピック委員会)は16日、猛暑が懸念される来年の東京オリンピックのマラソンと競歩について、会場を札幌に移すことを検討していると発表した。
IOCは16日、来年の東京オリンピックのマラソンと競歩について開催会場を東京から札幌に移すことを検討していると発表した。選手の暑さ対策のための措置で、IOCは「オリンピック期間中、札幌は東京に比べ5度から6度気温が低い」としている。
来年8月に実施されるマラソンは猛暑が懸念され、スタートを午前6時に繰り上げることが決まっていた。
会場を札幌に移す提案について、IOCのバッハ会長は「選手の健康と快適さは常に私たちの関心の中心にある。これらの対策により選手がベストを尽くせる環境を提供できる」とコメントしている。