神奈川県警 バス停84か所の危険度公表
今年8月、横浜市のバス停で起きた死亡事故を受け、神奈川県警は28日、横断歩道に接している県内のバス停84か所について危険度を調査した結果を公表した。
神奈川県警が28日危険度を公表したのは、県内のバス停のうち、信号機のない横断歩道に接している84か所のバス停。
この調査は今年8月、横浜市西区のバス停近くで、小学5年生の女の子が軽ワゴン車にひかれて死亡した事故を受けて行われたもので、危険度が高い順にA、B、Cの3段階で示されている。
危険度Aは9か所あり、このうち最も危険度が高い横浜市神奈川区のバス停は、片側一車線で道幅も狭い上、バスが停車すると横断歩道を完全にふさぐ状態となっている。
神奈川県警によると、バス停の危険度に関する調査は初めてということで、今後、危険度が高い順に警察やバス事業者などが現地でさらに調査を行い、信号機を設置するなどの安全対策を検討していくという。