東京五輪聖火リレー“瞬間移動”を検討
2020年の東京オリンピックの聖火リレーで、東京都は島の移動に時間がかかることなどから、ある場所で聖火を消すと同時に別の場所で点火して聖火を“瞬間移動”させる方法を検討していることを明らかにした。
17日に行われた会合で東京都は、2020年7月10日から24日まで行われる都内での聖火リレーについて、62の市区町村すべてを回ることを決めた。このうち、伊豆諸島や小笠原諸島を回る際に、移動に時間がかかることや、悪天候で、航空機などでの聖火の移動ができない場合を想定し、ある場所で聖火を消すと同時に離れた別の場所で点火して、聖火を“瞬間移動”させることを検討しているという。
具体的なルートは今後、大会組織委員会などで協議され、来年夏に全国のルートと共に正式決定される。