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“大阪都構想”めぐり維新と公明が決裂

2018年12月26日 21:24
“大阪都構想”めぐり維新と公明が決裂

大阪都構想をめぐり、維新と公明が決裂。大阪府の松井知事は、26日、大阪維新の会と公明党が水面下で交わしていた合意書を公開した。

松井知事が公開した合意書には、いわゆる“大阪都構想”の是非を問う住民投票について、「今任期中に実施すること」と記されていて、大阪維新の会と公明党大阪府本部の幹事長が署名している。

維新側は、府議・市議の任期である来年4月までに住民投票を実施すると合意したのに、公明側が約束を破って議論の引き延ばしをしていると主張している。

大阪府・松井一郎知事「この合意書を表に出すことはないと思っていた。責任ある政党なら、合意書に基づいた対応をしていただきたい」

一方、公明側は、「合意書は公表しない約束であり、信義を破ったのは松井知事だ」と反発している。

維新と公明の関係修復は絶望的で、松井知事と大阪市の吉村市長は、ともに辞職し、出直し選に立候補する方針。