新春恒例!フグの初競り 山口県下関市
フグの取扱量日本一を誇る山口県下関市の南風泊市場で、新春恒例のフグの初競りが行われた。
南風泊市場では、山口県沖の瀬戸内海や日本海などで獲れた天然のトラフグ9.5トンと養殖のトラフグ7トンが入荷された。午前3時25分、競りが始まった。
競り子が差し出す黒い袋の中に仲買人が手を入れ、その握り方で値段を決める「袋競り」で初値が決まっていく。今年は天候に恵まれ、しっかりと漁が出来たため、天然ものが豊漁。
また、最高値はキロ当たり1万3000円と去年と同じ相場で取り引きされた。競り落とされたトラフグは東京や大阪を中心に全国に出荷された。