京都の八坂神社 新春恒例「かるた始め式」
初詣の人たちで賑(にぎ)わう京都の八坂神社では、新春恒例の「かるた始め式」が行われた。
「かるた始め式」は、日本で最初に和歌を詠んだとされるスサノオノミコトが、八坂神社に祭られていることにちなみ、毎年行われている新春の恒例行事。
境内の能舞台では、百人一首を詠み上げる声が響きわたり、艶(あで)やかな平安装束に身を包んだ14人が、優美なかるたの手合わせを披露した。
また、速さを競う「競技かるた」も行われ、初詣に訪れた大勢の参拝客は激しくも優雅な戦いに見入っていた。