「競技かるた」国別団体戦 優勝はフランス
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「かるたの聖地」として知られる滋賀県大津市の近江神宮では、国別の団体戦で「競技かるた」の腕を競う、世界初の大会が行われた。
ブラジル代表選手「最後の1枚まで戦い抜くことを誓います」
百人一首の一番目の歌を詠んだ天智天皇を祭る近江神宮に、畳をたたく鋭い音が響きわたった。
この大会は、世界初の団体戦で、日本のほか、アメリカやタイ、フランスなど8か国が参加した。競技は3人1組の団体戦で、2勝したほうが勝ちというルールで行われ、選手たちは歌が詠み上げられると素早く反応し、かるたを払い飛ばしていた。
優勝したのはフランスのチーム。今回は各国のレベルを合わせるため、参加選手の段位などに制限が設けられ、日本の奈良チームが2位、3位にはタイのチームが入った。