最新技術のARアイドル、その舞台裏には…
最先端の技術を使ったバーチャルアイドルの人気が、広がりつつあります。若い女性を中心に人気のバーチャル・ダンスボーカルグループに密着しました。
その舞台裏には全身にモーションキャプチャーのマーカーをつけて踊る4人のプロダンサーの姿が。その動きがリアルタイムでステージに反映されるという仕組みです。
約800人の観客を熱狂させる「ARP」。いま若い女性を中心に、ファンを拡大中。その最大の魅力は――
レオン「みんなできる?」
ファン「できるー」
レオン「よーし。そしたらいくよ!オエオエオ!」
ファン「オエオエオ!」
レイジ「その着ているやつはレイジのパーカーだよな?」
ファン「違う」
レイジ「あ!違うのかい!」
バーチャルのキャラクターでありながら、リアルタイムで観客と絶妙なやり取りができます。そして重要なボーカルも先ほどのダンサーかと思いきや、担当しているのは、4人のプロの声優たち。彼らが歌とトークで会場を盛り上げます。
さらに、キャラクターの表情は専門の技術スタッフがライブの展開に応じて、あらかじめ登録してある表情の中から最適なものを選択。この3つのプロフェッショナルが連動してキャラクターを動かしていたのです。
ARP総合プロデューサー・内田明理さん「それぞれ全部一流の方が組み合わさって、なかなか現実には存在しづらい一流のパフォーマンスを全部併せ持つパフォーマーが生まれる。それをさらに進化させて実際の人間じゃできないよねっていうところまで突き詰められないかなと」
【the SOCIAL futureより】