21年度世界文化遺産候補に「縄文遺跡群」
文化庁の審議会は、2021年度に世界文化遺産の登録を目指す推薦候補を、「北海道・北東北の縄文遺跡群」とする基本方針を決めた。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」をめぐっては、去年、文化審議会が2020年度に世界文化遺産の登録を目指す推薦候補に選んでいたが、政府の判断で推薦が見送りとなっていた。
これを受け、文化審議会は23日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、準備作業の進ちょく状況などを確認した上で、2021年度の推薦候補とする基本方針を決めた。去年の文化審議会が出した答申を重く受け止めた形。
推薦候補は今年夏頃に最終決定される見通し。