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アカの他人と一緒に食事 それぞれの事情

2019年1月28日 16:53
アカの他人と一緒に食事 それぞれの事情

友達というほど親しくはない人同士が、一緒に晩ご飯を食べる。そんな取り組みが広がっている。ごはんを食べる人それぞれに事情があるようだ。

メンバーは初対面もいる5人。この日のメニューは、豚肉の和風おろし、煮びたし、マカロニサラダ。

平日の夜7時半、料理を作った植田翔子さんの自宅に30~50代の仕事帰りの会社員が集まる。ご飯をよそうなど、着いた人から食卓の準備をする。

この場は「料理を作りたい人」と「食べたい人」をマッチングさせるサイトでつながった。植田さんは、将来、料理の仕事がしたいと考えているため登録することにしたという。運営するのはキッチハイク。2013年にサービスをスタートした。

キッチハイク共同代表・山本雅也さん「食は栄養摂取に加えて、人とつながる。1回ご飯を食べてしまえばすごく親しくなれる。食が人をつなぐというのがキッチハイクがやりたかったこと」

参加費は1900円で、食材は作り手の負担も考え食材宅配会社と提携している。料理を作る人は無料で食べられる。

なぜ、参加しようと思ったのか聞いてみると…

50代会社員「(Q家族でご飯は?)もちろん食べるときもありますけど(妻が食事を作ることが)義務的になると大変だから」

30代女性「主人の仕事が遅くて1人でご飯というのが多いので寂しくなってくるんですよね」

40代女性「私はもう子供が成人していますけど、友達はまだ小学生がいるとかなると調整が大変なんです」

料理を作った植田さんは、お付き合いしているパートナーと2人暮らしだ。この日は食事中にパートナーが帰ってきた。

植田さん「こんな感じでやっているよ」

広がる新しい食のカタチ。参加者はここ数年増えているとのことだ。

【the SOCIAL lifeより】