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天皇陛下、ドイツ首相と自らの「退位」話す

2019年2月5日 21:16
天皇陛下、ドイツ首相と自らの「退位」話す

天皇陛下がドイツのメルケル首相と懇談し、自らの「退位」について話された。

天皇陛下は5日午前、ドイツのメルケル首相を皇居の御所に招き、およそ20分間懇談された。

メルケル首相が、新年の一般参賀について「ドイツのテレビで見ました」と話題にすると、陛下は、「天皇としては、最後の一般参賀でした」と答え、「この春には譲位しますが、これは光格天皇以来のおよそ200年ぶりのことです。その前には、譲位はたびたび行われていました」と話されたという。

これに対し、メルケル首相が「日本の人々は、陛下がご高齢であることは理解しつつも、寂しく感じていることと思います」と述べると、陛下は、その言葉を黙って聞かれていたという。

午後には、皇太子さまが東宮御所でメルケル首相と懇談した。

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