“不正調査”特別監察委員会に事務局設置
厚生労働省は、不正統計問題を調査している特別監察委員会に事務局を新たに設置し、事務局長には最高検察庁の元検事を起用することを発表した。
厚生労働省によると、特別監察委員会の事務局長に起用されたのは、元最高検察庁検事の名取俊也弁護士。
事務局は新たに設置し、事務局員として、元日本弁護士連合会事務次長、五十嵐康之弁護士と元東京地検検事の沖田美恵子弁護士の2人も加わる。
特別監察委員会をめぐっては、職員へのヒアリングに厚労省幹部が同席し、質問をしていたことなどが分かり、調査の中立性への批判が出ていた。厚労省は、今後も必要に応じて専門家を追加していくとしている。