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ネット上に拡散“店員のわるふざけ”動画

2019年2月11日 19:54
ネット上に拡散“店員のわるふざけ”動画

飲食やコンビニのチェーン店で、店員による度を超した“わるふざけ”を撮影した映像。ネット上に拡散し、次々と新たなものが見つかっている。この行為、解雇では済まない重大なペナルティーを負う可能性もある。

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ファミリーレストラン『バーミヤン』の厨房(ちゅうぼう)で撮影された動画には、男性のアルバイトが調理用コンロの炎で、たばこに火をつけている姿が映っていた。

運営する「すかいらーく」によると、動画は去年3月に撮影され、その後、SNSで拡散。10日に初めて動画の存在を把握し、謝罪文を掲載した。

動画がとられたのはオーダーストップ後の深夜で、当時、客に提供する料理は作っていなかったという。すかいらーくは、この男性アルバイトらに対し、法的責任の追及も辞さない構え。

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こうした悪質な動画は先週も投稿されていた。

男性アルバイト「この白滝、かわいい~」

セブン―イレブンの店内で撮影された動画。男性アルバイトがなんと売り物のおでんを口にいれ、その後、おでんを手に出して踊り出し、さらに、おでんを触った手で棚のたばこにふれる様子が映っている。

セブン―イレブン・ジャパンによると、動画は横浜のフランチャイズ店に勤務するアルバイトが7日に投稿。フランチャイズ店はアルバイトら2人を9日に解雇したという。

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ファミリーマートでも…

「こんな時間に呼び出すなんてわややでー」「わややわー」

方言をしゃべる男性アルバイト。すると、商品をなめ、さらにペットボトルのキャップ部分を口に含む様子も映っている。商品は、店員の友人が購入した商品だとみられる。

ファミリーマートは、客へのおわびとともに、フランチャイズ店が、動画のアルバイトを11日付で解雇したとしている。

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アルバイトによる相次ぐ“悪質動画”の撮影、投稿。SNSトラブルに詳しい弁護士は、こうした動画に関与した場合、クビだけでは済まない可能性があると指摘する。

SNSのトラブルに詳しいアトム市川船橋法律事務所・高橋裕樹弁護士「会社の場合だと、株価が暴落したとか、取引先の信用を失ったとかになってしまうと、損害は数百万から1000万円を超してくることもあり得る。損害については当然、(動画を)投稿した人に対して、「あなたは一部か全部ですけど負担しなさい」ということになっていくんだと思う」

このほか、刑事責任にも問われる可能性がある悪質動画。アルバイトだからといって軽く済むとは限らない。