加齢で呼吸“老化”たばこで早める可能性も
毎日24時間、何げなく行っている呼吸。5日夜の「深層NEWS」に出演した呼吸の専門家は、年齢を重ねることで呼吸が「老化」することもあると指摘した。
東京有明医療大学・本間生夫学長「普段、呼吸していて、吐いてもまだ残っている(空気)、残気量はないといけないが、これが多すぎると、胸が膨らんだ状態から息を吸っても、筋肉に対して負荷が加わって、残気量が多くなって呼吸すると非常に浅くて速い呼吸になる」「残気量が増えてくるのは20代から。それが目立つのは60過ぎてから、悪い効果として出てくる」
東京有明医療大学学長の本間生夫氏は、長期間たばこを吸う習慣がある人などは肺の機能が弱まる、この呼吸の「老化」がより早く訪れると警鐘を鳴らした。