専門家“今回のお代替わり、今後の先例に”
多くの国民に明るく迎えられた平成から令和へのお代替わり。先月30日夜の深層NEWSに出演した皇室ジャーナリストと研究者は、今回のお代替わりが今後の先例になるとの見方を示した。
皇室ジャーナリスト・久能靖氏「(昭和から平成への)30年前でしたら絶対にあり得ない。喪中だったわけですから。皆、明るい気持ちで迎えられる素晴らしいお代替わりだという気がします」
京都産業大学・久禮旦雄准教授「菅官房長官が国会で『将来の先例になり得る』ということを答弁しているので、今度、同様の状況が発生したら同じように特例法を作ってやっていくことになるのではないかと思います。今回無事、いい雰囲気で終わったということは、まさに良き先例として後世に継承されていく形になったのではないかと思います」
一方、皇室ジャーナリストの久能靖氏は、昭和の終わりの頃に比べて特に男性皇族の数が減っていることに注目し、皇室の安定的な継承について真剣に考える時期に来ていると強調した。