【解説】感染レベル“4段階”に見直し…「第8波」対策 旅行や帰省自粛「医療非常事態宣言」
14日、発表された東京都の新規感染者数は4025人と、前の週の同じ曜日を10日連続で上回りました。全国でも、3万7555人の感染者が確認され、感染が再び拡大してきています。
こうした中、政府の分科会は、”第8波”への備えとして新たな対応策を決定しました。現在5段階となっている感染状況のレベルを、4段階に見直します。
感染状況が、第7波と同じ程度や、それを上回った場合は、“レベル3”の「医療負荷増大期」となります。その場合、各都道府県の知事は「対策強化宣言」を出し、混雑した場所への外出や、普段と異なる症状が出た場合は出勤・登校を控えるなど、慎重な行動を呼びかけることになります。
それでも、さらに感染状況が悪化した場合は、レベル4を避けるため、「医療非常事態宣言」が出されます。「外出は必要不可欠なものに限る」としていて、旅行や帰省に対しても、自粛を求めるといいますが、その一方で、飲食店への休業要請などは行わず、原則として学校の授業も継続するということです。
この新たな“対応策”について、感染制御学が専門の東邦大学感染制御学研究室・小林寅喆教授に聞きました。
※詳しくは動画をご覧ください。(11月14日放送『news every.』より)