福島と東京の小学校をつなぐワークショップ
福島第一原発事故から、まもなく8年。オリンピックを通じて復興に貢献しようと、東京と福島の小学校をつないだワークショップが行われた。
福島県飯舘村は一部区域を除いて2017年に避難指示が解除され、学校も去年4月に再開したが、村に戻った住民は、全体の15%ほど。
ワークショップは、飯舘村と東京の小学校をつないで行われ、子どもたちは東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを作った野老朝雄さんとともに、それぞれの「ふるさと」の魅力を盛り込んだモニュメント作りに取り組んだ。
飯舘村の小学生「稲は自分たちで作ったバケツ稲です」
東京2020エンブレム制作者・野老朝雄さん「(原発事故で)色んな分断が現在もあると思うし、全然終わってないんだろうなとも思いますし、そこの中で子どもたちの笑顔が見れるというのは希望ですしね」
作成したモニュメントは、大会500日前の来月12日に交換し合うという。