石川・馳知事、1.5次避難所の収容人数を拡充へ 知人同士セットで入れるように
石川県の馳知事は、1.5次避難所として運営している金沢市のいしかわ総合スポーツセンターに避難できる人数を拡充すると発表しました。
石川県内でこれまでに亡くなった方は215人で、このうち災害関連死は14人、安否が分からない方は28人となっています。
こうしたなか、馳知事は、ホテルなど2次避難所の受け入れ先が決まる前に滞在する1.5次避難所、いしかわ総合スポーツセンターについて13日、60人分のテントを増設するとしました。
また、県産業展示館2号館には、およそ150人が入れる新たな1.5次避難所を開設します。これにより、2つの施設で710人が避難できるようになるということです。
一方、馳知事は地域のつながりが途切れることを懸念する高齢者に対し、1.5次、2次避難所ともに知人同士、セットで入ってもらえるよう対応していると話しました。