“飲酒検査”JALグループ会社でまた不正
飲酒の問題が相次いでいた日本航空グループで、またしても不正な身代わり検査などが発覚した。
日本航空によると、今年1月、グループ会社で整備を担当する「JALエンジニアリング」の40代の男性整備士が、社内規定で定められた始業前のアルコール検査を後輩の整備士に身代わりで受けさせていたという。
整備士は前日に焼酎7杯以上飲むなどしていて、アルコールの濃度が社内基準を超えるのをおそれて、不正な身代わり検査を依頼したという。
一方、同じく日本航空のグループ会社で小型機を運航する「ジェイエア」では、5日、大阪発隠岐行きの便を担当する31歳の男性副操縦士が、アルコール検査を行わずに乗務したという。
副操縦士は、準備に追われ検査を失念したと説明していて、検査に立ち会うべき担当者も別の業務を行っていて気付かなかったという。