飲酒問題相次ぎパイロット飲酒検査義務化へ
パイロットの飲酒問題が相次ぐ中、国土交通省は、パイロットに、飲酒検査を義務付ける他、アルコール濃度について新たな基準を作る方針を固めた。
パイロットの飲酒をめぐっては、アルコールが検知された日本航空の副操縦士がイギリスで実刑判決を受けるなど、各社で問題が相次いでいた。これまで国内では、飲酒検査の義務や具体的なアルコール濃度の基準はなかったが、国交省は検査を義務づける他、呼気1リットルあたりのアルコール濃度を0.09ミリグラムとする新たな基準を作る方針を固めた。
これは、自動車の「酒気帯び運転」より厳しい基準となっている。