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五輪500日前“復興五輪”に被災者は…

2019年3月12日 21:51
五輪500日前“復興五輪”に被災者は…

来年の東京オリンピックの開会式まで12日で500日となった。大会の組織委員会は、聖火リレーについて、福島県の「Jヴィレッジ」からスタートすることを発表した。

12日に行われたイベントでは、オリンピックの33競技50種目を絵であらわしたピクトグラムが発表された。また、大会のマスコットキャラクター「ミライトワ」と「ソメイティ」が描かれたラッピングバスも披露された。バスは、東日本大震災で被災した福島、宮城、岩手の3県をまわるという。

大会組織委員会の森会長は、「復興は大会の源流」として、聖火リレーを福島県の「Jヴィレッジ」からスタートすることを発表した。また、聖火はリレーに先立ち、被災3県で「復興の火」として、それぞれ2日間ずつ展示される。

東京オリンピックは、「復興五輪」と位置づけられているが、被災地では様々な思いが聞かれた。

仮設住宅に住む人「オリンピックは大歓迎だね。やっぱりね」「オリンピックとしては私らは関係はないです。何も復興してないもの」