地下鉄サリン事件の被害者遺族が、死刑執行に関する情報開示を求めて山下法相に申し入れを行った。

地下鉄サリン事件被害者の会の高橋シズヱさんらは１３日、山下法相に死刑執行に関する情報を開示するよう要望する申し入れを行った。

高橋シズヱさん「オウム真理教の１３人の死刑執行により、死刑制度に関心が高まったこの時期に、ぜひ死刑執行に関する情報を開示していただきますよう要望いたします」

死刑制度を残すか廃止するかの議論は、死刑制度の実態がわからない状態で行われており、「死刑執行に関する情報が公開されれば、議論の出発点となる」などと訴えた。