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保護者の“体罰禁止”条例案 都議会で審議

2019年3月18日 15:20
保護者の“体罰禁止”条例案 都議会で審議

虐待事件が相次ぐ中、東京都議会で都道府県で初めて保護者による体罰の禁止を盛り込んだ児童虐待防止条例案の本格的な審議が始まった。

東京都独自の児童虐待防止条例案では、「しつけ」と称した体罰は虐待につながりかねないとして、都道府県で初めて、保護者による体罰や暴言の禁止を明記したほか、虐待事案に迅速に対応するため、児童相談所と警察の連携強化などが盛り込まれている。

18日の委員会で、都は、「日本ではしつけと称して体罰を容認する風潮があるが、体罰によらない子育てが浸透するよう啓発につとめる」と説明した。

都は今の都議会で条例案を成立させ、今年4月に施行する方針。