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辺野古 新たな埋め立て区域へ土砂投入開始

2019年3月25日 17:43
辺野古 新たな埋め立て区域へ土砂投入開始

アメリカ軍普天間基地の沖縄・名護市辺野古への移設をめぐり、政府は25日、新たな埋め立て区域への土砂の投入を始めた。

政府は25日午後、辺野古のアメリカ軍キャンプ・シュワブの南側に位置する約33ヘクタールの区域で、新たに土砂の投入を始めた。隣接する約6.3ヘクタールの区域では、去年12月から土砂の投入が進められていて、埋め立て工事が始まった区域は2か所目となる。

辺野古の基地ゲート前では、25日も埋め立てに抗議する市民が座り込みを行った。辺野古の埋め立てをめぐっては、先月の沖縄県民投票で埋め立て「反対」が多数を占めたことを受け、沖縄県が国を相手に新たな裁判を起こしていて、国と沖縄県の溝はさらに深まっている。