「令和」解説会“考案”中西氏「私でない」
新元号「令和」の考案者とされる、万葉集研究の第一人者・中西進さんが14日、自ら館長を務める富山市の文学館で「令和」についての解説会を開いた。
中西館長の解説会は、高志の国文学館に新元号「令和」の記念コーナーが設けられたのにあわせて開かれた。新元号の発表後、中西館長が富山県内で発言するのは初めてで、多くの来館客や報道機関が訪れた。
中西館長「みなさんたぶん、これを知りたいのだろうと思いますが、私ではないのですよ」
政府関係者によると、「令和」を考案したのは中西館長だということだが、本人は私ではないと述べるにとどまった。