福島・飯舘村の中学生ら 五輪担当相を訪問
福島第一原発事故で被災した福島県飯舘村の中学生たちが、鈴木俊一オリンピック・パラリンピック担当相を訪問した。
福島第一原発事故で全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村は、一部区域を除いて2017年に避難指示が解除され、学校も去年4月に再開した。来年の東京オリンピック・パラリンピックにむけ、飯舘村はラオスのホストタウンになっている。
24日、鈴木オリンピック・パラリンピック担当相を訪問した飯舘村の中学生たちは、飯舘村とラオスそれぞれの料理を融合したメニュー作りや、ラオスの人たちに使ってもらうTシャツ作りなどに取り組んでいることを説明した。
これに対し、鈴木担当相は、「原発事故もあって大変苦労したと思うが、様々な取り組みを進めていることに感謝する」「他のホストタウンの取り組みの参考にしていきたい」などと話した。