東京五輪カヌー・スラロームの競技会場公開
来年に迫った東京オリンピックのカヌー・スラロームの競技会場が、25日、公開された。
カヌー・スラロームの会場は、東京・江戸川区の葛西臨海公園の隣に建設されている。日本では初めてとなる人工的なコースで、25日、大型のポンプ3台で川の流れのような激流をつくり出す様子が公開された。長さおよそ200メートルのコースには、毎秒12トンの水が流される。
工事はすでに9割以上が終了し、テスト大会を経て今年12月に完成する予定。東京都は、オリンピックのあとは水上競技の国際大会やレジャー施設として活用する考えだが、会場単体で年間およそ1億9000万円の赤字になる見込み。