森会長「ゴールデンイヤーズの幕開けだ」
新天皇の即位および改元に伴い、退位礼正殿の儀に出席した元首相で来年の東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長は、「令和の時代は、スポーツ界にとってゴールデンイヤーズの幕開けだ」「スポーツの力でよりよい社会の構築に貢献すべく、この令和の時代をスポーツ界一致団結して支えていきたい」などとするコメントを発表した。
【森会長のコメント全文は以下の通り】
天皇陛下の御即位に際し、謹んでお慶び申し上げます。
変化の激しい現代においても、新たな令和という元号が象徴するように、国民が平和で安心して暮らせる、調和のある社会となることを、この機会に国民がともに願い、新しい時代をスタートさせられることを嬉しく思います。
令和の時代は、スポーツ界にとってゴールデンイヤーズの幕開けでもあります。今年、令和元年は、ラグビーワールドカップ、6月からはオリンピック・パラリンピックに向けてテストイベントが約1年にわたって開催。そして来年は、東京2020オリンピック・パラリンピック。さらにその翌年は関西ワールドマスターズゲームズが開かれます。世界から日本を訪れるアスリートや観客に、新しい時代の日本を知っていただける素晴らしい機会となります。東京2020組織委員会の会長としても、このゴールデンイヤーズに相応しい大会を開催できるよう、準備に邁進していく所存です。スポーツの力でよりよい社会の構築に貢献すべく、この令和の時代をスポーツ界一致団結して支えていきたいと思います。
ここに、天皇陛下御即位後の新しい御代を迎えるにあたり、日本の安泰と、連綿と受け継がれてきた伝統と文化が新たな息吹をとりこみながら一層豊かに発展していくことを願うとともに、天皇皇后両陛下のご健勝と皇室の弥栄を心からお祈り申し上げます。