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安倍元首相(67)亡くなる 「心臓が損傷したため出血して…」搬送先の病院が会見

2022年7月8日 20:31
安倍元首相(67)亡くなる 「心臓が損傷したため出血して…」搬送先の病院が会見

8日、奈良県内で参院選の応援演説中に元海上自衛隊の男に銃撃された安倍晋三元首相は、午後5時3分に死亡が確認されました。奈良県立医大病院が会見を行いました。

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奈良県立医大病院 福島英賢教授
「安倍晋三氏ですが、本日午後0時20分に搬送されまして、病院到着時に心肺停止状態。当病院センターにおいて、蘇生処置を致しましたが、残念ながら午後5時3分にお亡くなりになられました」

「来られた際に頸部(けいぶ)2か所銃創がありまして、心臓および第2血管の損傷による心肺停止と考えられました。当センターの方で、止血と大量輸血を行いましたが残念な結果と」

「胸部を損傷していて、心肺停止状態。救急隊とドクターヘリが接触したときも心肺停止状態だったと。状態は銃創ということで、かなり厳しい状態であると予想されました」

――家族の様子・状況は?

「私がお伝えしたのは病状と経過です。それ以外はわかりません」

――2発のどちらが致命傷?

「それは、ちょっとわかりかねます。わかってることは、銃と思われる傷が2つあったということだけ」

――その傷でお亡くなりに?

「その傷が先ほどお伝えしたように、胸部心臓大血管にいたったため、心臓が損傷したため、出血してお亡くなりに。頸部に2発の銃創があった」

「心臓の傷自体は大きいものがありました」

「救急隊接触時からずっと心肺停止状態」

「止血がコントロールできたところもあったが、大量に出血されておられるので、すでに血液が固まる、凝固する力も失っている状態で、いろんなところから、出血をするという状態になっていたので、完全に止血ができたとはいえない。ただ、ある程度大きな血管からの出血は、コントロールまではできたけど、残念ながら心拍は再開しなかった」

「集中治療室には入れませんでした」

(7月8日放送)

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