大阪初の世界遺産登録へ 地元では喜びの声
「仁徳天皇陵」などからなる大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に登録される見通しとなり、地元では喜びの声が上がっている。
ユネスコの諮問機関・ICOMOSが、日本最大の古墳として知られる仁徳天皇陵などからなる大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」について、世界文化遺産への登録がふさわしいと勧告した。
これを受け、地元の堺市では、市民グループが号外を配るなど、祝福ムードに包まれている。
堺市民「よかったです。外国からもたくさんの人が来て、見ていただけたらと」
古墳のPR活動をする堺市のハニワ課長「土器だけにドキドキして、なかなか(勧告が)出てこないので。ただただ、感無量でした。言葉に表せないです」
来月下旬からの世界遺産委員会で正式に登録が決まる見通しで、登録されれば大阪府内で初めての世界遺産誕生となる。