韓国反発「軍艦島」世界遺産取り消し要求へ
「軍艦島」として知られる長崎県の端島炭坑などの「明治日本の産業革命遺産」について、韓国・聯合ニュースは韓国政府が月内にユネスコに対し世界文化遺産の登録取り消しを求める書簡を送る方針だと伝えました。
韓国側は15日から東京都内で一般公開が始まった産業革命の遺産を紹介する施設の展示をめぐり、「朝鮮半島出身者が強制徴用された事実を知らせる約束を日本側が履行していない」などと反発。
その日のうちに韓国・外務省が冨田駐韓大使を呼び出し、抗議していました。
韓国政府は22日、世界文化遺産の登録取り消しの要求について公式発表ではないとしながらも、「日本が約束を履行するよう多角的な対応を講じている」と明らかにしました。
一方、日本政府は「約束した措置を含め誠実に履行している」との認識を示しています。