韓国、軍艦島の世界遺産登録取り消し要求へ
「軍艦島」として知られる長崎県の端島炭坑などについて、韓国政府が、近くユネスコに世界文化遺産の登録取り消しを求める方針だと、韓国メディアが伝えました。
聯合ニュースによりますと、軍艦島を含む「明治日本の産業革命遺産」について、韓国政府は、月内にユネスコに対し、世界文化遺産の登録取り消しを求める書簡を送る予定です。
韓国側は、東京都内に設置された産業革命の遺産を紹介する施設の展示をめぐり、「朝鮮半島出身者が強制徴用された事実を知らせる約束を日本側が履行していない」などと反発。
15日には、韓国・外務省が冨田駐韓大使を呼び出し、抗議していました。
韓国当局はさきほど、「日本が約束を履行するよう多角的な対応を講じている」とする一方で、世界文化遺産の登録取り消しの要求について公式発表ではないと説明しています。